2016年抗加齢学会を聴いてきました

2016/6/12~6/14、パシフィコ横浜で開かれた第16回抗加齢学会に参加しました。

「長生きしてもボケてはこまる」というより「ボケないなら長生きしてもよい」というより「ボケるくらいなら早死にのほうがまし」、、かな?

ということで「認知症予防徹底討論」をきいてきました。

生活習慣病 里直行先生

  • 糖尿病は脳血管型認知症だけではなく、アルツハイマー型の認知症のリスクファクター。脳血管型・アルツハイマー型両者にたいして、4倍程度リスクを高める。
  • 蓄積アミロイドを変性させるFactorXとして、糖尿病は働く。
  • 中年期での高脂血症と高血圧は、血管障害を人生後期に残すためよくないが、高齢期での高脂血症と高血圧はあまり問題とならない。

食生活 下方浩史先生

  • 魚類のオメガ3系の摂取は認知症に有利に働く。
  • 従来危険視されてきたアラキドン酸(赤肉に含まれる)も認知症に対して有利に働く。
  • タンパク質はKgあたり1g以上できれば1.5gとるべきである。
  • まんべんなく食べることが大切でありdiversityという概念をとりいれて研究を進めている。

運動 島田裕之先生

  • 糖尿病、うつ病、喫煙などに比して、運動不足が認知症に与える影響は突出している。
  • 有酸素運動だけではなく、筋トレも有効。
  • 認知症を発症する10年くらい前から歩行速度が低下してくる。
  • 運動をしながら知的活動を行う(通勤途上、車のナンバーを素早く足し算)のようなコグニサイズが特に有効である。

※ 会長特別招待として郷ひろみコンサートがあった。彼、曰く「20代、30代の成功は幸運、本当の成功は40台、50代からです」。世阿弥の「時分の花と真の花」?

<結論>

・蛋白、特に動物性たんぱくも初老期以降は積極的にとったほうが良いのかもしれない

速く歩くこと!

・コグニサイズは実行しやすい形態の開発が望まれる。

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2016年6月12日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:抗加齢学会

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