カロリスで何を食べるのか

当院の患者さんから「カロリスで何を食べればいいのか?」と尋ねられることがある。

答えは、「僕も教えて欲しい」

 

カロリス生活で血糖値を毎朝毎晩測定していると、どうしても炭水化物を制限したくなる。糖質制限すると楽だし、たまに炭水化物をとるとあっというまにグリコーゲンがたまる。この「糖質制限」状態は抜け出せなくなる。

じゃ、糖質制限した場合のカロリー源は?となると脂肪よりもタンパク質に片寄りがちだ(※)

タンパク系は、AGEsがおおいし、mTOR系を促進するし、腎臓に悪いし、尿酸値は上がるし、長期成績では死亡率は上昇する。炭水化物を利用できるよう進化したのだから、「石器時代のほうが長寿だった」という御説には無理がある

 

<僕なりのカロリス食の結論>

健康人が「糖質制限」を極端に実践するのは害悪が多いだろう。→僕はナッツ類&葉野菜以外の野菜から炭水化物を摂取している(つもり)

②長期的には「タンパク質」偏重は危ない。だが、(実践上妥協せざるを得ないので)タンパク質との付き合い方がカロリス生活で重きを占める。

・心臓や腎臓系へのできるだけ避けるため、できれば大豆タンパクなどの植物性タンパク質に軸足を置いたほうがよいと思われる。

・Albが低いのは論外でタンパク質不足。

・BUN値が亢進している場合には、タンパク過剰摂取ではなく、過小摂取のため体内異化が起こってる可能性があり、この場合もタンパク質をとるべきだろう。

・IGF-1も低値にとどめるべし。

・AGEsが高い場合にはやはりタンパク質は見合わせるべきだとおもう。

上記指標を見つつ、各自のタンパク負荷を判断していくしかないであろう。

→僕は豆腐とサーモンとウナギなどの魚介類を指標を見つつ食すことにしている。

➂「脂分」は既述したようにサプリでとることはやめ、ω3系を食物で摂取するのがよいのではないか?→僕は上記ナッツ類&魚類で充填してる。

 

(※)TheCRWayでは「タンパク制限」して、「良質な油」を取るべしという立場だ。だが、「亜麻仁油」や「菜種油」をスプーンで数杯飲むだけというのは「食事の悦しみ」とほど遠い。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ