コーヒーの効用について

今月の抗加会学会誌の誌上対談のテーマは「コーヒーを飲む・是非」1)である。

僕は酒&煙草はしないが、コーヒーは毎日4~5杯のむ。最低でも。

TheCRWayでは「カフェイン飲料は非常に有害である 」とされてて、

  • 血糖値をあげる。
  • 血圧を上げる。
  • 血中脂肪値をあげる。
  • 脳を刺激して休息しにくくなる。
  • 尿中カルシウムが増す結果、マグネシュームが失われてしまう。その結果骨に悪影響を及ぼす。
  • 震え、不安感、焦燥感をきたす。
  • 不眠や、睡眠パターンをみだす。

と、ほとんど禁制品扱いである。

一方、学会誌では以下のメリットをあげてる。

  • コーヒー摂取が糖尿病発症に予防的に働くという報告が世界各国からされている。
  • コーヒーが肝機能異常、肝硬変、肝がんに予防的に働くという報告がある。特に、肝がんについてはエビデンスが豊富であり、最近のメタアナリシスでも、コーヒーを飲む人ではコーヒーを飲まない人と比較して肝がんのリスクが低下すると報告されている。
  • 最近のメタアナリシスでは、コーヒー摂取と心血管疾患のリスクの間には非線形の関係があり、適度なコーヒー摂取はむしろ心血管疾患のリスクを低下させる、と報告されている。

デメリットは、

  • コーヒー摂取が女性においてのみ骨折のリスクを増加させる可能性が指摘されている。

つまり、ほとんどメリットばっかしで、デメリットなし!

上記メリットとカフェインの有無は関係がないようだが、カフェインそのものについては「カフェインもうドーピングなどとはいわせない」から引用すると、

  • カフェインと他の薬を合わせて使用すると役立つカフェインの相互作用が現れてシナジーが期待される。
    例)大量のカフェインを抗癌薬と一緒に使うと、抗癌作用が強まることが解ってきた。すべての癌とまでいかないが、世界の各地で臨床試験が進行中だ。
  • カフェインを使えば薬の量が減らせるという利点がある。
    例)かなり多くの風邪薬や痛み止めにアセトアミノフェンが入っている。アセトアミノフェンの過剰投与は肝障害を招くので、慢性の頭痛などで長い間使うことはくないとされている。そこでカフェインを加えてアセトアミノフェンの量を減らせば、副作用も減るというのである。

コーヒー一杯あたりのカフェイン含量を「カフェインもうドーピングなどとはいわせない」とウィキペデイアから引用する。

  • レギュラー                   70~130㎎(原料豆と焙煎度によって大きく変動する)
  • インスタント                       <100㎎(メーカーによって異なる)
    デカフェインスタント            < 30㎎(商品によって異なる)
  • エスプレッソコーヒー(44~60ml) 100mg

 

血糖値への影響が、TheCRWayでは「あがる」なのに、学会誌の記載では(前向きコホート調査)で「さがる」と真逆の結果が出てたのには驚いた。

この件では、抗加齢雑誌のほうが信憑性が高そう。

今後は、心置きなく芳醇を愛でることにします。。

 

1)『アンチエイジング医学―日本抗加齢医学会雑誌 (Vol.10 No.4(2014.8)』 メディカルレビュー社(2014) p.70-75

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2014年10月5日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:コーヒー 高血糖

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