AGE物質について(3) AGE退治

抗加齢学会のブースで「簡単にAGEsを測定できる装置」で測ったら「正常上限」だった!!

AGEs

AGEsからみると20歳以上も老けてるってこと。

このAGEsは、血糖値や脂質みたいに、採血で測定できない。前期反応物質(※)のHbA1Cは簡単に測定できるが、低いので油断していた。

最近、(腎機能指標として)測定できるようになった血中ペントシジンは、後期反応物質の真正AGEsで採血可能。これも0.0606で正常上限(正常値は0.00915~0.0431)を突破!

せめて年齢相応にしたいが、TheCRWayによると、

これらを体内から除去することは非常に難しいといわれる。AGE蓄積が起こらないようにすることはいまだ実験段階である。

 

と、とりあえず、以下の二冊を買ってよんだ。

  1. 山岸 昌一. 『老けたくなければファーストフードを食べるな 老化物質AGEの正体 (PHP新書)』 PHP研究所(2012)
  2. 牧田 善二. 『老けたくないなら「AGE」を減らしなさい カラダが糖化しない賢い生活術 (ソフトバンク新書)』 ソフトバンククリエイティブ(2012)

両者ともにだいたい同じことが書いてあって、対策は

血糖値を上げるな

食餌性のAGEsを減らせ

ということにつきるようだ。

 

で、AGEsはどんな食べ物に多いかというと、

山岸AGE値山岸AGE値2ファーストフード食べるな より。

(AGE単位はkU/100g、対象物質の記載はなし)

TheCRWayAGE値TheCRWayより翻訳して引用。

(AGE単位はN-カルボキシメチルリジン(CML)のmg数)

 

以前のエントリーから食事対策を再掲する。

よくない調理方法 推奨される調理方法
長時間調理、高温調理 滅菌程度の最小限の調理にとどめる
脂肪分の加熱調理 他の食材を調理したあとに脂肪分を加える
グリル(=直火焼き)、フライ、ロースト 蒸す、ゆでる、煮る。熱したガラス製ピッチャーや陶器製のボールを使って調理する。できれば二重湯煎とする。
水分なしで電子調理 水分を加えて電子調理
こんがり焼く(こんがり調理した食品の表面はAGEだらけである)
砂糖、果糖、麦芽糖を食品に加えて調理

 

何を食べるかも重要だ。

AGEが多く含まれるのは脂肪分、肉類、肉の代替製品である。

バター、プロセスチーズクリーム、マーガリン、マヨネーズはAGEが最高値を示す。

蛋白質や脂肪分が豊富な肉やチーズは高いAGE値を示す。特にフランクフルト、ベーコン、粉末卵白などの加工食品では高い

また、果物の是非で述べたように、フルーツ類は要注意である。

果糖はAGE(Avanced Glyceration Endproduts)という蛋白・糖、蛋白・脂肪の混合物に変化しやすく、動脈硬化、心疾患その他の疾病の危険がます。飲み物中に果糖が多いと、血中コレステロール値や中性脂肪値があがって心疾患のリスクが増える。

そこで、食事は
  1. 原則、生食
  2. 熱処理はスティームクッカーで蒸しのみ

とした。

牛肉も焼かずに蒸し焼き!

これを1ヶ月行って、下がるのか上がるのか。。乞うご期待

 

<結論>

血糖値、脂質値以外にもAGEs値を測定・管理すべし。

 

(※)正確にはアマドリ化合物という前期反応物質で、後期反応物質のAGEsの前駆体といえる。

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2012年11月29日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:AGE

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