健康と仕事

以前にも取り上げたけど、健康と仕事は密接な関係がある。

Newsweek(日本版、2013年11月5日号)の記事「『長寿で元気』の秘訣は勤労」によると

仕事を続けていると、癌、関節炎、循環器系の疾患、脳卒中、糖尿病の発症率が少なく、身体的衰えをより回避できた。不安、うつ、ストレスなどの精神的苦痛を感じない傾向も強かった。

仕事にかかわる負の部分(通勤地獄や長時間労働、もろもろの制約やストレス)を捨て去る一方、自分に働く喜びを与えてくれる部分にはかかわりつづけるひとがふえている。

昔、大橋巨泉が「僕は絶頂期にリタイアし、狂気の沙汰といわれた」「日本人は仕事にしがみつくが、西洋人は早期引退を誇りにする」とか読んだ気がするが、最近ではそうでもないようだ。

ジャック・ウェルチ:77歳
ウォ-レン・バフェット:83歳
ジョージ・ソロス:83歳

有名なビル・ゲーツも引退したやに聞いたが、慈善財団を作って相変わらず働きまくってるらしい。

大橋某も「リタイアメント評論家」としてフル活動してるように、僕にはみえる。

引退とか隠居とかいってる割に、ぜんぜん引退しないな。みなさん。

<結論>

仕事を続けることが「ご機嫌生活」につながる。

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2013年11月9日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ご機嫌生活

「脳がさえる15の習慣」を読みました。

脳がさえる15の習慣は、一連のボケ対策本で有名な築山節先生の代表作。

Q.「怠け者である脳をどう動かすか」

A.「何も強制されていない環境に置かれると、脳のより原始的な機能である感情系の快ばかり求める生活になります」「この点に関しては『その気になれば大丈夫』と考えてはいけません。『楽をしたい』というのは脳の基本的な性格です」

以前、「ご機嫌生活で長生き」というエントリーをかいた。

患者さんには「ブログ読みました。好きなものを食べて、気楽に生活するのが長生きの秘訣ですよね!」といわれて、返答に窮したことがある。

ご機嫌生活というのは上記の築山先生の著作や、「どうすればご機嫌になれるか パート1」からすると、「好きなものを食べて、やりたい放題する」とはかなり異なる。

むしろ、

  1. 自分で自分に課題を与えて
  2. 1.の課題を計画を立ててこなしていく。
  3. 上記サイクルで得られる達成感に「ご機嫌」を求めるべき。

どっちかってーと、清教徒カルバン派のような禁欲的生き方であって、「好きなものを食べて、お気楽生活!」の対極にあるようだ。

と、ここまでかいて、ふと「宗教と寿命」の関連を調べると

定期的に礼拝に参加する人は7年長生きする1)

日曜礼拝というのも「人生に有意義な課題を、コツコツと、頻度を高くこなしていく」ことに通ずるのかもしれない。

 

1)Hummer R A, Rogers R G, Nam C B, Ellison C G. Religious involvement and U.S. adult mortality. Demography. 1999 May;36(2):273-285. Available from: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10332617

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2013年8月14日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ご機嫌生活

ご機嫌生活は禁煙よりも大切

今月の日本抗加齢雑誌「Happiness・well-bingとは何か?」1)によると、

楽しみと幸福感のテストは、喫煙や飲酒習慣などの健康リスク指標よりも長期(≒21年間)にわたって、将来の健康を予測した。

ご機嫌生活は、禁煙よりも大切!

 

じゃ、「どうすればご機嫌になれるか パート1」

我々が幸福感を感じるのは,人生において意義のある活動に取り組み.それを実現することによってである。そして,感情の頻度は強度より重要であることが分かっている。

幸福を感じる人は穏やかなポジティブ感情を頻繁に感じ,ネガティブな感情をあまり報告しない2)

小さいことからコツコツと!

 

「どうすればご機嫌になれるか パート2」

・最大「3度の隔たり(友達の友達の友達)」までの人が幸せだと,自分も幸せである傾向が高い。

・1マイル以内に住んでいる友入が幸せな場合、その人が幸せを感じる可能性は25%増加する。

・同様な影響は,同居している夫婦が幸せな場合は8%,1マイル以内に住む兄弟が幸せな場合は14%.隣人が宰せな場合は34%の幸福感の増加がみられる。

Fig5    遠い親戚より、近くの他人!

1)より引用

 

1)日本抗加齢雑誌 2012 vol.8 No.3 (メディカルレビュー社) What is happiness・Well-bing? 小玉 正博 p.381-386

2)King Laura A, Hicks Joshua A, Krull Jennifer L, Del Gaiso Amber K. Positive affect and the experience of meaning in life. J Pers Soc Psychol. 2006 Jan;90(1):179-196. Available from: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16448317

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ご機嫌生活で長生き

前回予告したサイエンス誌の論文を読んでみた。

従来から「幸福感は長寿にプラス」といわれてきたが、主観的な幸福感が長寿に結びつくとする確固たる論拠はあまりなかった。

しかし、このたび確かな医学的根拠が提出されたので紹介する。

という内容である。

で、その元論文をあたってみると

今までは「幸福だから健康なのか」「健康だから幸福なのか」という因果関係がはっきりしなかった。

しかし、ようやく「幸福感が、健康と長寿に寄与する」という証拠が積み重なってきた。

膨大な論文の総説で、1/3が引用論文の索引だ。

そのうち、有用そうなものを紹介する。

      1. 24件の研究のメタ解析によると、幸福感がある人は不幸感な人より14%長生きする。
      2. 先進国では、幸福な人は7.5年から10年間は長生きである。
      3. 尼僧が僧院に入る前「幸福である」と答えていた場合は平均寿命93.5才、「幸福でない」と答えていた場合は86.6才であった。

結語では、

幸福感が健康と長寿に寄することは間違いないので、社会的にもこれを推進していくことを考えるべきであろう。

といいきってる。

カロリスとの関連を、TheCRWayから拾うと

カロリスによるホルミーシスでは、脳内にBDNF(Brain-Derived neurotrophic Factor)がつくられる。これがランナーズハイと同様、カロリスの人をナチュラルハイにするのである。

 

<僕の結論>

カロリスしていれば、長寿遺伝子効果+ご機嫌生活で、2倍長生き!

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2011年12月28日 | コメント/トラックバック(0) |

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