抗加齢医学の実際2013をきいてきました。

台風来てたけど、超満員!!「腸内細菌がアンチエイジングのキーだった」というテーマがお目当てかな。

慶応大学 先端生命科学研究所 福田真嗣先生、コロラド大学ロバート先生の講演によると、

・腸内細菌は100兆個で人の全細胞数60兆個より多い。両者合わせて、ヒトをSuperorganismsととらえる方向性。

・腸内細菌叢のタイプには食習慣によって a)Bacteroidesエンテロタイプ:高脂肪食と相関 b)Prevotellaエンテロタイプ:高炭水化物食と相関 c)Ruminococcusエンテロタイプがある。

・腸内細菌叢は加齢に先立って劣化する。しかし、腸内細菌叢を改善することによって加齢を抑制しうるかもしれない。

・Probiotic(≒善玉)ビフィズス菌を維持するためには a)ストレス減らす b)高脂肪食を減らす c) 抗生物質、消炎剤をとらない

・Probiotic(≒善玉)ビフィズス菌を積極的に増やすには a)ヨーグルトは長期間とる1)  b)健康人の便移植 !!2)

・Probiotic菌は果糖を取り込んで酢酸を作る。この腸内酢酸こそが大切。tight juncitionを引き締めたり、抗炎症したり、細胞死を抑えたりとお働きする。

質問が殺到し、僕まで順番が回ってこなかった。ので、フロアーで福田先生に聞いてみた。

質問1.「で、結局どのヨーグルトがお勧めですか?商品名教えてください!」

A.「人によって反応性が違う。いろいろと試してみて、体調がよくなるものがあってるヨーグルトです」

Q.「じゃ、さっきのスライドにでてた一番効き目がありそうな奴の商品名は?」

A.「う”~ん。僕の論文読んでください。書いてますから」

で、調べると、Bifidobacterium animalisが効き目ありそうな菌種だった。具体的な商品名は書いてなかったけど、wikiにはダノンがあげられてる。

質問2.「善玉菌が果糖を利用するのであれば、『ヨーグルトと果物を一緒に食べる』というのは健康にいい!ってことですか?」

A.「Yes。昔から慣習的に行われていることには意味があると思う。」

果物はAGEsを増やすのでよくないという話もあるが、ヨーグルトと食べるならOK?

 

<結論>

1.腸内細菌の観点からも、赤肉は食べ過ぎない方がよい。

2.ダノンの無脂肪・無糖+ラズベリーがいいのかな?

 

1)ヨーグルトの効果は2週間で消えるので長期にわたって取る必要がある由。

2)健康な腸内細菌叢を持ってる人の便を遠心分離し、有害物を取り除いた上澄みをチューブで十二指腸内に移植する。従来の治療法では30%しか治らなかった難病の腸疾患が、便移植で90%治る。安部首相は、便移植したのかな?

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2013年9月16日 | コメント/トラックバック(2) |

カテゴリー:学会 腸内細菌

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