最新情報

2012年5月9日カロリス
「空腹が人を健康にする」をよみました
2012年4月22日レスベラトロール
レスベラトロールはサプリメントとして摂るべき?
2012年4月11日DPP4阻害薬
インクレチンとアンチエージング
2012年3月30日カロリス・ケーキ
ローカロリー・ケーキの食べログ
2012年3月18日甘味料
人工甘味料

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

「空腹が人を健康にする」をよみました

空腹が人を健康にするがベストセラーで、類書も山積みされている。

内容は..私が得意な自彊術」であった。

ただ、TheCRWayに記載が少ない空腹時ホルモンのまとめは可。以下、引用す。

1.モチリン:空腹になると小腸が「モチリン」という消化ホルモンを出します。このホルモンは胃を収縮させることによって、まだ胃の中に残っているかもしれない食べ物を小腸に送りませようとします。おなかグーグーの正体なのです。

2.グレリン:モチリンで胃を絞り出しても、何も食べ物が流れてこなければ、次は食事をさせなければいけません。そこで空腹に気づいた胃袋から「グレリン」というホルモンが出ます。グレリンは空腹によって刺激された胃粘膜から分泌され、脳の視床下部に働いて食欲を出させ、脳下垂体に働いて成長ホルモンを分泌させます。

3.アディポネクチン:空腹で内臓脂肪が燃焼するときに、分泌される奇跡のホルモン。動脈硬化を予防して、あなたを若返らせてくれるのです。

4.レプチン:食事を始めてから20から30分すると脂肪組織から分泌されて満腹であることを脳に伝える「満腹ホルモン」で、食欲をおさえるので「やせホルモン」とも呼ばれています。

一部、改変して引用1)

その他、

1.「スイーツは高価なものをちょっぴりと」「ケーキを4ヶ食べるのは自殺行為」

あ”う”~。パウンドケーキやチョコテリーヌを、丸呑みしてる僕としては耳痛いな。

2.「健康のためにスポーツはしない」

あ”う”~。週に3、4回は泳いじゃってる僕としては耳痛いな。

 

「カロリスが人を幸福にする」みたいな本かいてみるか..

1.南雲吉則. 『「空腹」が人を健康にする』 サンマーク出版(2012) p.110-116.

タグ

2012年5月9日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:カロリス

レスベラトロールはサプリメントとして摂るべき?

「レスベラトロールを、サプリメントとしてとるべきかどうか」が今月の日本抗加齢医学会雑誌 (Vol.8 No.2 2012.4)の対決テーマ1)である。

あえて「とるべきでない」という順天堂大学の今野裕之先生の理由を紹介する。

健康な哺乳類の最大寿命を延ばしたという報告はない。

  レスベラトロールは、「不健康マウスの寿命は延長するが、健康マウスをスーパー長寿にするわけではない」ということだ。

  本来、レスベラトロールは、外的ストレスから防御するために獲得した物質だから、「そ、そりゃそうだろうな」と僕には感じられた。

  「不摂生な方ほど、レスベラトロール効果が高い」だったら、「摂るべき!」では?!

1)『アンチエイジング医学―日本抗加齢医学会雑誌 (Vol.8 No.2(2012.4)』 メディカルレビュー社(2012) p.77-87

タグ

インクレチンとアンチエージング

以前のエントリー

いまのところ、インクレチン関連薬は抗加齢学会的には注目されていないが、「正常人に対して糖尿病の治療を行う」≒抗加齢介入という観点からすると、レスベラトロールに匹敵する。

とかいた。

今月の抗加齢雑誌の巻頭言は「糖尿病治療の新しい展開 ー インクレチン(1)」で、そろそろ気がついてくれたかな~。

再掲す。

インクレチンとは食事摂取時に小腸から分泌されるホルモンであり、インスリン分泌を血糖依存的に促し、かつ、グルカゴンの抑制を行うものである。しかもβ細胞の保護作用が動物実験では確認されているということだ。

「血中インスリン血中濃度を低く抑えつつ、かつ、食後血糖上昇をおさえうる、しかもすい臓を疲弊させず保護する」のであれば、抗加齢的にいうことなしではないか

僕は、結果不良で、やめてしまった(←この記事の2012/1/30追記)

カロリス食は、食後血糖をあげないので、インクレチン薬のご利益が実感できない。むしろ、リバウンド的に後期の血糖が上がる感じがする。

会誌には

GLP-1は膵β細胞に直接作用し、アポトーシスなどを抑制する。また、心血管に対してGLP-1は保護的に働き、動脈硬化巣でもマクロファージの機能を抑制することで動脈硬化の進展を抑制することが報告されている。

とある。

このβ細胞の保護作用が簡単に測定できれば、抗加齢薬として使えるはずだ。

ただし、

DPPⅣ阻害薬を投与するとGLP-1ならびにGIP両方のシグナルが活性化される。

GIPは加齢促進なので、DPPⅣ阻害薬内服よりGLP-1作動薬皮下注のほうがよい。

<結論>

  • β細胞の保護作用が測定できれば、インクレチン関連薬を抗加齢目的で使用できる。
  • ジャヌビア内服よりもビクトーザ皮下注射。

1)『アンチエイジング医学―日本抗加齢医学会雑誌 (Vol.8 No.2(2012.4)』 メディカルレビュー社(2012) p.70-75

タグ

ローカロリー・ケーキの食べログ

市販の「ローカロリー・ケーキ食べ比べログ」を作ることにしました。カロリスケーキの自作は面倒なので。。

栄えあるトップレビューはサン・ラファエロナッツロール

通常のケーキは100gで300カロリー超だが、このケーキは245カロリー(1)。糖質も、4.4gでかなり秀逸(普通ケーキは50gもある)。

エリスリム・スプレンダで糖を代替してるが、糖質の内訳は公表されてない。ので、僕が人柱となって血糖推移を検証した。

食前(AM 11:30):84mg/dl→20分後:85mg/dl→1時間後:96mg/dl→2時間後:81mg/dl

今後、上記データ(2)をベースにして、低カロリーケーキの性能を比較していきます。


ティストの方は….

フワッとした軽い生地と滑らかなクリームが一緒に口の中でとろけ、ナッツの風味と食感が非常に良いアクセントになっています

とてもローカロリースイーツをは思えない食べ応えがありまた是非食べたい!

と、当院の甘党レビュワーは絶賛しとるな(3)

<結論>

低カロリースイーツを活用して、カロリス・ライフをさらに楽しく!

 

1)水泳(クロール)35分相当のカロリー

2)食後1時間値があがりすぎ?とおもうが、普段糖質をとらないヒトなので参考データ扱い。

3)当方と販売店には一切の利害関係はありません。

タグ

人工甘味料

カロリス生活で、甘物を制限するのはツラい。

で、甘味料だ!

代表的な人工甘味料は以下のみっつ。

  1. エリスリム:エリスリトール+スクラロース0.32% :結晶化しやすく、ケーキ作成に向かない
  2. パルスイートカロリーゼロ:エリスリトール+アスパルテームとアセスルファムK :熱に弱いため、加熱調理に適さない※パルスイート(カロリーゼロでないほう)にはマルチトールが入っている。 血糖を砂糖の1/2~1/3あげてしまうので要注意。
  3. ラカントS :エリスリトール+羅漢果エキス0.8%

すべてエリスリトールがベース。エリスリトール自体はあまり甘くない。

甘いのは添加物で、スクラロースはとくに甘い。羅漢果エキスは、入手困難で個人には売らないようだ。羅漢果顆粒ってのもあるけど、てんさい糖が2%含まれており「900mlで45カロリー」ある。

 

他には、

  1. ラカンカット: 白色なラカントS。エリスリトール+羅漢果エキス+甘草。
  2. ステビア結晶化しにくい。独特の苦味がありいろいろ工夫はされている。僕の経験では、微量でも変な後味。
  3. スプレンダ:マルトデキストリンが含まれている。メーカーは0カロリーと主張しているが、血糖値をあげるはずで要注。

など、まだまだ探せばあるはずだ。

 

人工甘味料というと「いやぁ~、いろいろ訳ありなんですょ」なしたり論はある。カロリス・コミュニティーでも、賛否はわかれている…

 

<今回は、いきなり結論>

僕は、「砂糖の害≫人工甘味料の害」と考えるのでEZ-Sweetz使ってます。

タグ

2012年3月18日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:甘味料

総コレステロールの最適値

NYtimesの記事によると、スタチン系薬剤で「記憶障害や、血糖上昇の可能性がある」とFDAが警告を出している。

記憶障害については経験談に基づくもので、科学的な根拠はないらしい。

認知テストが優秀なものはコレステロール値が200mg/dl以上であり、これは心血管系にとっては危険な水準である。200mg/dlのような高値はよくないが、一方で110~120mg/dl以下にはならないように充分気をつける必要がある。動脈や心臓の健康と同時に、脳の認知にも配慮する必要があるからである(TheCRWayより引用)

したがって、コレステロールを下げれば「認知能が悪くなった」という人も出てくるでしょう。

どのあたりを、自分なりのコレステ最適値にするかは、「家族暦に、心疾患系がおおいか、認知症系がおおいか」、「自分はどっちにいきそうか?」、「脳か心臓か!」を、各自の価値観と相談して決めるべし。

<結論>

  • 頭脳明晰なら→コレステロール値は200mg/dl前後。HDLを90mg/dl位に維持
  • 心疾患警戒なら→コレステロール値は150-160mg/dl。スタチンは避ける。

タグ

AGE物質について(2)

今月の抗加齢医学会雑誌 の特集はAGE(=Advanced Glyceration Endproduts)。誌上では糖化ストレスと訳している。

以前のエントリーから再掲すると

AGEはあなたのからだの正常な動きを阻害するゴミクズで、さまざまな疾患や機能異常(特に心臓と脳)が生じる。

体内から除去することは非常に難しいため、できるだけ食べ物の中に含まれないようにすることが大切である。

調理方法や食材は既述したが、薬についてはベンフォチアミンのみだった。

今月の腎臓老化の頁1)には、以下の薬があげられている。

  1. AGE形成阻害薬:ビタミンB1(チアミン)、ビタミンB1誘導体(ベンフォチアミン)、ビタミンB6(ピリドキシン)
  2. AGE前駆体消去酵素:グリオキサラーゼ1
  3. AGE吸着剤:クレメジン

1はカロリス実践者なら摂るべし。僕はビオトーワ(ベンフォチアミン)錠を2錠のんでる。

2のグリオキサラーゼ1は初耳なので調べたところ、

グリオキサラーゼ系は体内に備わっている体内毒素排出システムで、チオールに依存する。(Wikiより引用)

「人為的なグリオキサラーゼ1の維持方法の確立が望まれる1)」ってことは、ヒトで直接グリオキサラーゼ1の活性を上昇させるのは難しいのだろう。タチオンで代替するかな。←かつて、二日酔いでよくのみました。

3のクレメジンは処方薬が存在する。「石油系炭化水素由来の球形吸着炭」で、クレアチニン≧5.0mg/dlレベルの慢性腎不全が適応。他剤を吸着するため、1時間くらい内服をずらさなくてはならない。2)

<結論>

  1. 普段は、ビオトーワ錠25mg 2錠 分1
  2. じっくり・こんがり調理・保存食品をたべたら、タチオン100mg 3錠 分3×2~3日
  3. 後悔するほどAGE食しちゃったら、食後1時間でクレメジン細粒分包2g 3包 分3×2~3日

を、個人的に実践してみます。

1)『アンチエイジング医学―日本抗加齢医学会雑誌 (Vol.8 No.1(2012.2)』 メディカルレビュー社(2012) p.29-34.

2)http://ameblo.jp/glycation/archive3-200911.html http://ebn.arkray.co.jp/disciplines/glycation/ages-09/

タグ

2012年2月19日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:AGE

レスベラトロールとお肌の関係

「レスベラトロールをのんでいると肌の調子が良くなりますか?」という質問が女性の購入者からよくある。

そこで、レスベラトロールがお肌にどのような影響を及ぼすのか調べてみた。

美容皮膚学会の論文では、「光加齢を抑制する効果」として

マウスの実験では、紫外線の反応による酸化物質を減らして、微細構造のダメージを抑制した。

この論文では

レスベラトロールクリームを塗布すると、紫外線による皮膚の浮腫や腫脹を減らすことができた。レスベラトロールの抗酸化作用によると考えられる。

レスベラトロールをのんで、「血糖値がさがり、体調が良くなる」というのは僕自身も体験済みだけど、いわゆる「お肌の調子」がよくなるのかは男性には謎な部分もある。

ご購入いただいた方で、その辺りの感想をご報告いただければ幸甚です。。

タグ

2012年2月9日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:レスベラトロール

カロリス模擬薬

大内尉義先生の論文を片っ端から読んでみた。が、レスベラトロール代替薬の記事はみあたらなかった。。

そこで、抗加齢雑誌のバックナンバーをあたってみると

解糖阻害薬 2-deoxy-D-glucose, iodoacetate acid
IGF-1阻害薬 soy isoflavones, flavonoids
2型糖尿病治療薬 metformin, glipizide
抗脂血症治療薬 fenofibrate
抗肥満ホルモン adiponectin
NPY活性化剤 ghrelin
Sirtuin活性化剤 resberatrol
PPAR活性化剤 pioglitazone

 

 

 

 

 

 

上記が、カロリス模擬薬の候補のようだ1)

ひとつづつみていく(薬ミシュラン評価:★不可 ★★可 ★★★優)

  • 2-deoxy-D-glucose:人工的に合成されたグルコース類似物質で、解糖系、糖化反応、細胞成長を抑制する。→完璧な抗加齢薬になりうるだろうが、キツーイ副作用があること必定。よほど安全性が確認されない限り使えないのでは?★
  • iodoacetate acid:アルキル化剤で抗がん剤。怖。★
  • soy isoflavones:IGF-1阻害よりも促進的に働くという論文多し。★
  • flavonoids:フィトケミカル。IGF-1を阻害するという文献は確かにある。★★
  • metformin:安全性が高い。★★★
  • glipizide:日本では販売されていないスルホニル尿素剤。日本でもよく使われるアマリールと同様インスリン抵抗性を改善するらしい。だがインスリンをだしてβ細胞を疲弊化させるのであればmetforminのほうがよいな。★
  • fenofibrate:フィブラート系の抗脂血症薬剤。中性脂肪を下げる効果が高い。市販名はリピディル、トライコア。スタチン系薬と同様に横紋筋融解の副作用がある。★★
  • adiponectin:脂肪細胞から分泌されるホルモン。血中濃度が高いほど肥満を抑制する。ω3系のEPA、DHAやベルベリン(キハダやオウレンに含まれる、市販薬もある)をとると血中濃度があがるという報告有り。★★★
  • ghrelin:空腹時に胃基底部粘膜やすい臓のイプシロン細胞から分泌されるペプチドホルモン。growth hormone-releasing peptideから命名されているように成長ホルモン↑とか食欲を刺激するとかは今一感(+)だが、記憶・学習を向上させ、ストレス性欝状態を改善するとか、心臓の保護作用の記載があり、かなり良いもののようだ。分泌を促進するためには空腹になればよいのだから安全。★★★
  • resberatrol:レスベラトロール。★★★
  • pioglitazone:チオリダジン系血糖降下薬のアクトス。インスリン抵抗性を改善するが、体重増、浮腫をきたしやすい。なら、metforminでよいんでは?★

ほとんどが血糖降下作用のある薬剤であり、僕の持論「正常人にたいして糖尿病的治療介入を行うのがカロリスライフ」からすると、当然ともいえる。

 

<結論>

レスベラトロール、メトフォルミン以外ですぐ使えそうなのは、

  1. フラボノイド
  2. フィブラート系の抗脂血症薬剤

 

1)『アンチエイジング医学―日本抗加齢医学会雑誌 (Vol.5 No.4(2009.8)』 メディカルレビュー社(2009) p.53-61.

タグ

2012年1月29日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:カロリス模倣薬 糖尿病

CRとAN

CRはカロリー・リストリクション(Carorie Restriction)、 ANはアノレキシア・ネルウォーザ(Anorexia Nervosa)、いわゆる拒食症の略称である。

TheCRWayは、第一章で

CRでも体重は減るが、ANとの共通点はそれだけだ。

ANはゆがんだ身体イメージ、過剰で不健康な体重減、体重増への恐怖などを特徴とする疾患である。医学的な管理をせず、拒食、下剤、過剰な運動、ダイエットピル内服などを実行してしまう精神疾患である。

CRはその正反対だ。健康で長生きを目的として、医師の管理下で行う健康ライフである。極端なダイエットは厳禁であり、BMIは18.5以下にならないようにする。

と明記している。ここをみてもわかるように、カロリスのコミュニティーはANと混同されることを極端に嫌がっているのだ。

ただ、ANの血液データとCRの血液データは似ている。

たとえば、血液学的検査項目で、TheCRWayでは

カロリスでは、血液も痩せるのだ。血液中の血小板凝集成分が減って、ヘマトクリットや白血球数値が低下する。このヘマトクリット値や白血球数は、炎症の程度を示すバイオデータなので、この値が低いということは炎症も起こりにくいということだ。

ANの血液データを調べた論文では

拒食症の患者で、赤血球、ヘマトクリット値、血小板、白血球が減少するのはよく見られる現象である。

僕の血液データも

 僕  男性正常値 女性正常値
 白血球 3000 ~5000  3800~9800  3500~9100
 赤血球  390万~430万  420万~430万  380万~500万
 ヘマトクリット  39~40  39.2~51.8  33.4~44.9
 血小板  20万前後  14.0~36.0  14.0~36.0

と、低めだ。

実は、CR関連の論文は、コレステロールや中性脂肪、血糖値が中心で、それ以外の血液データがあまりない。しかし、ANは疾患であるためか、血液データの蓄積が豊富である。

<結論>

カロリス実践者の血液データを解釈するさい、ANのデータは大いに役立つ。

 

特にCRの制限を緩めるチーティング期と、ANの治療中データはかなり相似すると思う。

次回以降、ご紹介する予定だ。

タグ

2012年1月23日 | コメント/トラックバック(3) |

カテゴリー:カロリス

このページの先頭へ